豊かな棚田が広がるくびき・魚沼地域は新潟でも有数の豪雪地帯で、3m近い雪の下に埋もれるため、地熱が外に逃げず暖かいのです。その為、良質なバクテリアが育ち肥沃な土壌を維持し続けられます。
また、水田にひく水は雪解けの清らかな湧水です。春になると雪はゆっくり溶け出し、天然のブナや杉林でじっくり濾過され地中ミネラルを多く含み、生活排水や他の田圃の農薬等が一切まざらない、清純な水が棚田に注ぎこまれます。
平野部に比べて朝晩の気温差が大きいため、稲がじっくり熟成し、旨みがぎゅっと詰まります。 一区画の田圃が小さく、大型機械が入らない為、手作業が多くなります。 その分、一つひとつの作業が丁寧に行われ、丈夫で質のイイ稲が育ちます。